アライブ本社工場2007年 岩岡竜夫研究室+藤田大海+横尾真

□敷地は、新潟市の北東約16Kmに位置する工業団地の一角で、周囲には巨大な箱型の工場が点在している。軟弱な地盤で樹木も少なく、その広大で平坦な砂地 状のランドスケープは、いわば砂漠のような風景を呈している。施主は、住宅地盤にかかわる機械装置の製作、地盤改良工事や杭工事の請負、および地盤情報の ソフトウエア開発に積極的に取り組んでいる会社で、手狭になった旧社屋と旧工場を合併させて新たに本社工場を建設することになった。
□土の泥臭いイメージを払拭し、清潔で来訪者が車や徒歩で自由に巡回することのできる美術館のような工場が欲しい、といった施主の要望から本計画が始まった。ここでは連続する1枚の壁をうねらせて、平面的に旋回させて幾重にも巻き込ませることで、その壁の内外にやわらかい布で多層的に包まれているような連続する場をつくることを試みている。

 

■建物名称
 アライブ本社工場
■場所/竣工年
 新潟県新潟市/2007年
■意匠設計
 岩岡竜夫研究室+藤田大海
■構造
 OUVI(担当:横尾真)
■設備設計
 ギア設計パートナーズ
■施工
 CSコーポレイション
■建物用途
 オフィス+工場
■構造/階数
 鉄骨造
■敷地面積
 1700m2
■建築面積
 503.03m2
■延床面積
 543.28m2